『曼珠沙華』
(まんじゅしゃげ)

曼珠沙華 ゆらり、ゆらゆらゆれて
思い出の夕日に映る

 

薄墨の様な 影に覆われた
その密やかな場所に佇む

鬼の名を抱き 君を捕まえても
微笑うばかり
そう 金色の目が揺れた

さあこちら そっちはあぶない
もう一度その手を寄越して
さやさや ゆれるその髪黒く
僕の目に刻むように

 

泣き声のような 追憶に沈む
あの夕暮れは今も心に

鬼となれない そんな優しい目で
涙ながす
さあ遊びましょ 日暮れまで

歌声 響いてゆくよ
何度でもその手を掴んで
朱色から ゆれるように散ってゆく
漆黒の闇が迫る

 

さやさや 泣き声遠く
    君の影踏んで おいでよ

さあこちら 今度はだあれ?
鬼となりその手捕まえた
曼珠沙華 ゆらり、ゆらゆらゆれて
思い出の夕日に映る

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差し伸べたその手は朱に染まっていた。
ゆらり、かしぐ曼珠沙華の首は
女と妖の紡ぐ唄を、静かに聴いている。

作詞に林檎ノモトさんを迎え、
曼珠沙華のように、妖しく美しく、そして少し怖い・・・
そんな曲を目指しました。

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